たぶん現在のところ、機能と実用面でコストパフォーマンスが最高と思われるウェアラブルデバイス、Xiaomi Mi Band 4 のファームウェアをアップデートする方法メモ。
Xiaomi Mi Band 4とは、おそらく、「時計と通知が見れて、心拍数も図って遊べたらいいなあ…」くらいなニーズの人にとって、最もコスパがいいウェアラブルデバイス。
主要スペックだけ見ると、似たようなもので、もうちょっと安いものもあるのだが、電池の持ち(20日)、防水性能(5bar相当)などが地味に効く感じ。
所要時間: 20分
Xiaomi Mi Band 4 ファームウェアアップデート方法
- 準備
まずはオフィシャルアプリである、Mi Fit と Mi Band 4をペアリングし、通常の利用ができるようにします。
Mi Band 4のファームウェアのバージョンは、More>Settings>Aboutから確認できます。
(私の環境では1.0.5.40でした) - ファームウェアをダウンロード
https://geekdoing.com/threads/xiaomi-mi-band-4-official-firmwares.1372/
こちらに、オフィシャルのファームウェアのアーカイブがあります。アカウント登録をして、ファイルをダウンロードします。(過去から現在までのすべてのZIPがまとまっていますが、30MB程度です) - アップデートするバージョンのファイルを計画します
アップデート時には、3種類のファイルを使い分けます。
*.fw ファームウェア
*.ft フォント
*.res リソース
それぞれにバージョンがあり、組み合わせも考えながら、最も新しくて安定した物を選びます。 - ファイルのバージョンを決める
まずは「Update Log」のなかのStableのうち、最も新しいバージョンを決めましょう。
次に「Firmware and Resources conformity」に、ファイルバージョンの組み合わせがあるので、ftとresのバージョンを調べておきましょう。(この記事を書いている時点では、fw:1.0.7.44_Ft1.0, ft:1, res:v78 でした ) - ファイルを転送するために「Mi Band Notify」アプリをインストールする
Mi Band Notifyは、オフィシャルのMi Fitからの置き換えを狙ったアプリで、機能が多いです。そのなかに、ファームウェアの更新機能がありますので、それを利用しましょう。(なお、乗り換える予定がなければ、権限など何も設定する必要はありません。)
- Mi Band Notfyアプリの設定からfwファイルを転送する
歯車アイコンから設定画面が開けます。そこにファームウェア更新ボタンがあります。そこから、先程決めたfwファイルを選択すると、Mi Band 4への転送が始まります。
- (文字化けしていたら)ftファイルを転送する
(Mi Band 4には、あらかじめft:1が入っていましたので、文字化けもなかったため。私はスキップしました)
- resファイルを転送する
fwと同様の方法で、ファイルを転送します。
- バージョンを確認する
More>Settings>Aboutからfwバージョンが確認できます。 また、Mi Band Notifyの更新画面にて、fw,res,ftそれぞれのバージョンが確認できます。(更新直後は読み取りに時間がかかるみたいですので、30秒くらい待ってみましょう)
なお、Betaを選択すると文鎮化してしまう恐れがあるので、Stableをおすすめします。
個人的にはAuto Screen Offの調整が可能になったのが地味に嬉しいです。